遺品整理とは
遺品整理とは、故人が使用していた持ち物を丁寧に整理する
ことです。
したがって、故人が住んでいた家や土地などの不動産は
含めません。
遺品としては、生活する上でのさまざまな品物
(食器、調理用具など)から始まり、衣類、家具、家電製品
などいろいろなものが対象になります。
■整理するための遺品の分類
遺品の数は膨大であり、どこから手を付ければ分からなく
なるものですが、大きく次のように分類するとその後の
整理がスムーズに進みます。
・貴重品
預金通帳、実印、貴金属類、現金など
・衣類
布団、衣類など
・生活雑貨
食器、調理器具など
・家具・家電製品
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、椅子、テーブル、タンスなど
・本類
雑誌、実用書、小説など
・思い出の品
写真、日記、手紙、趣味の品など
次はこのように分類したものをどのように整理していくかの仕分け
です。
■整理するための仕分け
・引き続き使うもの
・形見分けにするもの
・リサイクルに出すもの
・ゴミとして処分するもの
このように分類していくと、時間を少しでもかけ自分達でやった
方がよいところと、最近増加している遺品整理業者に任せた方が
よいところが見えてくると思います。
主な作業としては、分別、清掃、査定、搬出、処分です。
作業の内容からも、自分達でできるところは分別や清掃の一部と
なるのではないでしょうか。
遺品整理業者に依頼するときに注意することは、悪徳業者に
ひっかからないことです。
悪徳業者は、最初は低く見積って、後から
「予想以上にゴミがあった」と2~3倍の値段をふっかけて
きます。
そのためには、遺品整理業者2~3社から見積もりをとって
慎重に選ぶことが必要です。